グダグダな日々

コマコです。アラサーです。婚活したり、考えたり、寝たり、買ったりしています。

婚活、どこからはじめるか⑥/マッチングアプリは、沼

アプリ画面の上に次々にポップアップされる『マッチング完了!』と『〇〇さんからいいね!をされました』の表示を目で追いきれない。

 

いいね!をしてくれた人のプロフィールを見て、スワイプし、マッチング完了した人のプロフィールを開いて、再確認し、マッチングした人のメッセージを開いて

「こんにちは!いいねありがとうございます!ダイキです!よろしくお願いします!」

「マッチングできて嬉しいです。ケイって呼んでください。」

「タクミっていいます。僕も餃子大好きです!」

 

………いや、もう一体誰が誰なんだよ!!!

 

戸惑っているうちにもポップアップはどんどんやってくる。

い、忙しくない?これ…。あと今更だけど、会社の同僚とか大学の友達とマッチングしそうで怖すぎるんだけど。

「あ、Facebookの友達の友達までは表示されないようになってるからいけるいけるー」

マッチングアプリの伝道師Mはやはり頼りになる。

 

そういえば最近、ここ何年も連絡をとってないような知人からFacebookで友達申請が来ることが増えていたけど、あれはマッチングアプリで遭遇しないように予防線を張っていたのかもしれないな。

私もあとで、バーチャルな環境で出会いたくない人と重点的に友達になっておこう…。

 

頼れる女Mのお導きのおかげで、初日から10人以上の人と連絡を取り合うようになり、日を追うごとにその数は増えていく。

みなさんプロフィールの写真は爽やかで、メッセージは礼儀正しく、ソツのないご趣味をお持ちなんだなあ。

 

いろんな男性のプロフィールを見て分かったのは、『とにかく笑顔は好印象』『自撮りはなんかこわい』ということ。

どんなにプロフィールで『友達が多くて、おしゃべり好きです!』『趣味はサーフィン。休日はいつもアクティブに過ごしてます!』と言われても、家の洗面台の白熱灯に照らされた真顔は顔色が悪く見えるし、何度も撮り直したのかな…とかいらんことを想像して勝手にナルシストっぽい印象を持ってしまう。

 

以前男女合わせて100人近くの顔写真を次々に撮影したことがあるけど、女性は「はい笑ってー!チーズ!」といえばだいたい素敵な表情を作ってくれるのに対して、男性は自分がどんな表情をしているか頼りなげで、こちらが空気をほぐさないとうまく笑顔を作れない人が多かった。

 

写真を撮られる(撮らせる)ことに慣れていない男性は、他の人にとってもらった自然な笑顔の写真を1枚目に登録することで『不合格』にスワイプされることがグッと減るんじゃないかしら…。

 

余計なお世話ですね。

 

そんなことを考えてるうちに、だんだんと顔と名前が一致する人が出てきはじめた。

 

続く